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アブノーマル(RED DEVIL#065)

V6

会議じゃ誰より 正しいあなた 今夜は時計を 裏返す 外した指輪の 小さな音で 私の夜が 動き出す いつもの店は 誰かに譲る 名前を聞かれない この部屋へ 昼間はあなたの 返事を待つけど ここでは私が 合図する 奥さんには しない様な 事をして 笑わず言えば ほどける目元 私も頷く もう一度 アブノーマル その顔を見せて あの家じゃ 隠してるあなた 愛してるより 確かな秘密 今夜の私に 預けてよ アブノーマル 優しくするなら 誰にでもできる 優しさは捨てて 選ばれない私が 胸を張れるのは あなたの秘密を 知ってるから 丁寧な声で 無茶を言うのね 昼間のあなたと 同じ声 言葉の意味だけ 裏返されて 返事の代わりに 目を閉じる 鏡の前では 強がるくせに 私のひと言で 息を呑む 誰も知らない あなたを 見るたび 二番目の文字が 薄くなる 嫌ならやめると 確かめる声 頷くワタシを 見届けて あなたが外す 最後の仮面 拾える女は 私だけ アブノーマル その顔を見せて あの人が 知らないあなた 明日の約束 もらえなくても 今だけ秘密の 奥にいて アブノーマル 乱れた呼吸が 私の値打ちに 変わってしまう 選ばれない私が 胸を張れるのは あなたの秘密を 知ってるから 伏せた画面に灯る おやすみ あなたの顔が 元に戻る あの人には 出来ない事 私には 出来るのに あの人には 言える ただいま 私には くれないのね 普通でいいと 言ってしまえば 次の夜まで 無くなりそうで 解いた髪を 結び直して またねと先に 笑ってみせる アブノーマル その顔を見せて 私だけ 知ってるあなた 愛の形と 呼んでいなけりゃ この胸がもう もたないの アブノーマル 日付が変われば ボタンを留めて 他人に戻る さっきまで触れた この指を上げて 流れるタクシーを 止めるのよ 午前零時の 他人です 行き先なら 言えるけど あなたの秘密を 知っている それだけ抱いて 帰るのよ

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