『夜明けへ至る物語』 2.静寂の夜 囁く風が、夢を散らして 残されたものは…砕けた祈り 冷たい月が、影を伸ばして 孤独の形を…浮かび上がらせる もう戻れない…遠ざかる声 消えかけた記憶が、胸を締めつける 失うたびに…胸が軋んで… 何度も求めた…温かな手を… 届かぬままで…崩れる希望… 夜に沈んでく…静かにひとり 触れることさえ、許されないまま 指先はただ…虚空を探る 散りゆく星が、空を染めても 明日は遠くて…手に届かない 「何が間違い…だったのだろう……?」 呟いた言葉が、闇に溶けていく 止まる足音…振り返れずに… 滲んだ未来は…霞むまぼろし… 何を願えば…救われるのか…? 沈黙が答える…静かな夜に 「どこまで堕ちれば楽になれるの?」か…… 壊れた心が、軋む音だけが… 終わりのないこの夜の中で まだ… まだ… 沈んでいく……
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