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先に鳴ったほう

V5.5

[Intro] [Verse 1] 早(はや)すぎた返事 考えより先に着地 「忘れた」 そこで切れば たぶん きれいだった 息をひとつ置いて 「忘れたい」 音をひとつ足した あなたは少しだけ 目を伏せて 「そっか」と閉じた [Hook] 忘れた …忘れたい 音を足したあとも 先に鳴ったほうが あなたへ残る [Verse 2] あとで並べる 息継ぎ 語尾 間 どこまで本音で どこから逃げたか 訂正は届いた 届いた順番で 同じ返事まで 別の意味になる 「そっか」は短く 短いまま長く わたしの中だけ 何度も続く [Hook] 忘れたい …忘れた 順番を変えても あとから鳴ったほうは わたしへ残る [Instrumental Break] [Verse 3] 会話は進んだ 何もなかった顔で あなたは笑って わたしも笑った なのにそのたび 少しだけ遅れて 最初の響きが 追いついてくる 「違う」と言うほど 違わないところが 息のすき間から 形を持ちはじめる 直した言葉と 直せない音を 同じ呼吸の中 並べてみる [Bridge] 言葉は直せる 鳴ったことは戻らない 意味を選べても 届いた順番は変わらない どちらが本音か もう決めなくていい 消すためじゃなく ここから呼び直す [Instrumental Break] [Hook] 忘れた 忘れたい どちらも消さない あなたの「そっか」と わたしの呼吸で まだ 鳴ってる 忘れた 忘れたい 順番のままで 先に鳴ったほうも あとから鳴ったほうも まだ わたしに残る [Ending] 忘れた …忘れたい まだ