
電線の向こうで 光がほどけて 色の名前を 失っていく 遠くの町が 音を薄めて 今日が終わる速度を ゆるめてる 立ち止まる理由は どこにもなくて 影だけが 先に伸びた 触れなかった言葉は 風に預けて 足元で 揺れている 水面が空を 覚えている 沈む前の 一瞬を 声にしないで 残したものが ここにまだ 映ってる 電線の向こうで 光がほどけて 色の名前を 失っていく 遠くの町が 音を薄めて 今日が終わる速度を ゆるめてる 立ち止まる理由は どこにもなくて 影だけが 先に伸びた 触れなかった言葉は 風に預けて 足元で 揺れている 水面が空を 覚えている 沈む前の 一瞬を 声にしないで 残したものが ここにまだ 映ってる 街灯の下で 息を整え 世界が少し 遠くなる 進まなくても 戻らなくても 時間だけが 流れていく 選ばなかった 方向にだけ 夕焼けは 続いてた 振り返るたび 色は変わって 同じ空は 二度とない 水面が空を 覚えている 落ちていった 光まで 手を伸ばさずに 見ていたことを それだけを 信じてる 夜が来るまで あと少し 境目は 静かなまま 水面が空を 離すとき 何も言わず 歩き出す

