
アバラの浮いた 華奢な身体 カゲロウみたいに 嘘を詰め込んで まるで救世主気取り こうさぎは今日も歌う 拍手喝采の幕が上がれば 真実なんていらない 芝居のセリフで充分 あなたが望むなら 地獄も楽園に変えてみせましょう HiFi phony bunny 耳を裂く声で 夢だと信じたい現実を飾り立てて 誰もが酔わされて 滑稽な舞台の上 嗤いながら踊るだけ アバラの浮いた 華奢な身体 ガラス細工のような 自尊心着飾って まるでどくさいしゃ気取り こうさぎは今日も歌う 甘い毒を舌に乗せながら 「清らかさ」などと唱えてみせる 信じたい奴だけ 勝手に救われりゃいい HiFi phony bunny 爪を立てるように 傷だらけの拍手が まだ欲しいと喚いてる 誰も醒めやしない 嘘と真実の境界で 裸のまま笑えばいい 痛々しいほどの孤独を 美談めかして装飾すれば 愚かな観衆は涙すら喜捨する 「救済」なんて言葉を掲げて 本当は自分の亡霊を抱いてるだけ それでも舞台は終わらない 拍手が鳴り止まぬ限り HiFi phony bunny 両の目はまだ燦々と 魂の抜け殻で まだ歌えと命じられて この喝采すら 牢獄の鎖だと知りながら 笑顔で踊るだけ 信じたいやつだけ 勝手に救われりゃいい

