[Verse] 余寒(よかん)の朝に 白い息 まだ春には 届かない ポケットの中 小さな箱 渡せないまま 温めてる [Pre-Chorus] 凍(こご)えたままの 胸の奥 ほどけることを 忘れてた なのにあなたの 声だけが 少しずつ 残っていく [Chorus] 春隣(はるどなり) まだ遠くて それでも風は 変わってく 好きになれるか わからない でも嫌いには なれなかった ねえ どうして そんなふうに笑うの 答えを急がない優しさが いちばん苦しい [Verse] 薄氷(うすらい)の 水たまり 踏まないように 歩いてる 壊したくない この時間 でも進まなきゃ 変わらない [Spoken ] 「好きになってくれなくてもいい」 あなたは少し 笑って言った 「君がまた笑えるまで 隣にいさせて」 その言葉が 冷えた胸の奥で 小さな火みたいに 消えずに残った [Pre-Chorus] チョコレートより 甘くなくて 花束よりも 静かで だけどなぜか その声を 何度も 思い出してる [Chorus] 春隣 まだ言えなくて それでも夜は やわらいで 好きだった人の影さえ 少しずつ ほどけていく ねえ いつか ちゃんと向き合えるかな あなたの優しさに 私の言葉で [Final Chorus] 春隣 雪の下で まだ見えない芽が眠る 答えじゃなくて その前の 小さな気持ちが動き出す 白い息の向こう側 少しだけ 春が見えた あなたの声が 今もまだ 胸の奥で あたたかい