
今日も朝から 豆を挽いている 買ったばかりの 新しい店の豆 また買うのか この一杯で判断 正解なんてものは 知らないまま 湯気の向こうで 香りが膨らむ ぼやけた頭を 匂いがさらってく きっといつもの 毎日だから いつも以上を 飲んでみたい 「違いがわかる」なんて 別にどうでもいいけど 肥えた舌は 嘘をつかないから ブラックでどうぞ 夏の朝 際立つ酸味が ちょうどいい ブラックをどうも 余計なものは 今日は何ひとつ 足さないで 苦いとか 甘いとか そんな話じゃないんだよ ひとくちで わかるはずだろ 僕がこれを 好きな理由 新しい店が できたら行くよ 評判なんかは 後からでいい シックな内装 産地の説明 それより一杯 飲ませてくれよ 気に入ったなら 豆を買って帰る 家では家なりの 味になる 自分で淹れた時 どうなるのか それが大切 楽しみでもある 高い豆だからって 美味しいわけじゃないよね 結局は好み バランスさ ブラックでどうぞ 夏の午後 酸味が喉まで 駆け抜ける ブラックをどうぞ 夏もホット 今日の気分ごと 飲み干して 浅いとか 深いとか 季節によっても 変えていく 誰かの知恵を 借りるより 自分の感覚を 信じたい 冬になったら 深くして 少しのミルクで 丸くして 昔の僕より マイルドさ カフェオレでもいい ラテでもいい 生きてれば 欲しい味も変わる 変わらない方が 不自然だろ ブラックをどうぞ 夏の朝 すっぱいくらいで 目を覚まして ミルクをどうぞ 冬の夜 深いコクに 包まれて チョコとか ベリーとか 気分によっても 変えていく たまにはドリップパックでも問題ない コーヒーは 裏切らない Coffee, coffee 気合いを入れよう Coffee, coffee 気分を変えよう Coffee, coffee 今日もありがとう 最高の一杯なんて 決めなくていい 好きな一杯を 増やしていこう

