
君ときみ、それと、思慕。
君が好きだよ、僕だけの君が好きだよ 何でもできちゃう君が好き 僕にない全部を持っていて、君はすごいよね それでもずっと、僕と居て 君を見てると僕は酷く あぁ僕は、ほんとに君が憎いって思うの それってたぶん、変なんだろうな ダメなことなんだろうな 君が好き、全部が。 君のその、なんでも出来て、ずるくて、優しくて、かわいくて、こんな僕も好きでいてくれる、誰にでも笑う汚いとこも。 そんな全部が、ぐちゃぐちゃに崩れちゃえばいいのに。 君が笑ったのを見たのも、君が泣いたのを見たのも、君が怒ったのを見たのも、全部、全部、その最後は僕がいい。 だから、おねがい ねえ、これからもどうしようもなく笑ってて 君が好きだよ きみが好き きみが好きだよ、わたしだけの君が好き 何にもできないきみが好き きみのできない全部そう全部、わたしにはできるの それでもずっと、きみが好き きみを見てると安心するの あぁわたし、まだ大丈夫って思えるんだ それってすごく、素敵じゃない? だから君はダメでいてね きみが好き、全部が。 きみのその、ほんとうにダメで、少しばかで、偽善者で、かわいくて、ずっと誰かの言いなりになって、誰にでも笑う汚いところ。 きみの全部が、もう何もかも壊れてわたしだけに縋って きみが見る笑った顔も、きみが見る泣いた顔も、きみが見る怒った顔も、全部、全部、その何もかもわたしがいい。 だから、あのさ ねえ、これからもどうしようもなくダメでいて。 きみがまだわたしを好きなら 誰にも救われたりなんかしないよね? 君がまだ僕のこと好きなら その全部ぐちゃぐちゃにしてしまいたい きみはずっと、わたしだけのきみだよね ダメなきみならずっと、わたしだけに縋っていてくれるよね? それならきっと、わたしはずっと、きみよりマシな人でいられるね。 君はずっと、僕だけの君でいて欲しい 優しい君はいつか、僕の気持ち悪い心に気づくかな? そしたらきっと、君はきっとさ。だから君は何も知らないでいて。

