
Lyric : TSUNEKA 海の上にひとり ただ、たゆたう 心の澱が沈殿していく 波の音が 胸の奥を洗い流して 言えなかった言葉まで 淡くほどけて消えていく 水面が揺らめいて 水滴が跳ねて、踊って、煌めいて まぶたの裏にまで 夏がはいり込んでくる 帽子に挿したムギワラギク 君の笑顔で色づいて じりじりと肌を焦がす太陽 じりじりと胸を焦がす想い 言えない言葉がつっかえたまま 地平線が揺れている 砂浜に残した ふたりの足跡 まだ少し湿っている 波の泡が 君を連れて行かないように 君さえ呼べないままで 潮の匂いが残ってく 視界が揺らめいて 水滴が跳ねて、光って、散らばって 逃げ場のない青が 私を照らしている 帽子に挿したムギワラギク 君の横顔がまばゆくて じりじりと肌を焦がす太陽 じりじりと胸を焦がす笑顔 忘れないように、溺れないように 揺れの中で息つぎをする 海の底に沈んだものを 見ないふりをして 夏のせいにしたまま 光る水面だけを見ている 帽子に挿したムギワラギク 君の笑顔が眩しくて じりじりと肌を焦がす太陽 じりじりと胸を焦がす距離 砂浜に残した足跡がまだ さらわれないうちに 君の名前を呼びたかった 海の上にひとり それでもまだたゆたう 地平線が君の色で揺れている

