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ムラサキ ノ ワルツ v5 ver #ROCK

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V5

すり減った意地と安物の灯り 泥濘の上でわちきは誰でありんす? 「大丈夫…」なんて嘘が上手くなるたびに 心の器にひびが入る音がしんす 硝子張りの城 煌びやかな ぬしは 喝采を浴びて完璧な作り物 されどその瞳の奥、揺らいだ一瞬に わちきと同じ種類の孤独を見たでありんす 世のすべてが敵になっても構いんせん ぬしがわちきを「入り用」としてくれるなら 錆びついた刃を握りしめて 二人だけの場所へ逃げなんし ねえ…これで満足でありんすか? ぬしを壊すためのワルツを踊りなんし 「可愛らしい」という呪いと無数の喝采 水槽の中の海月…そんな心地でありんした 本当のわちきなんぞ 誰も欲しがりんせん そうやって諦めるのに 慣れていたのに ボロボロの笑顔で 「ぬしがいい」なんて言うから 分厚い仮面の下 何かが溢れ出しんした 初めて見せた涙 拭ってくれた指が あまりに優しくて 怖くなったんでありんす 世のすべてを敵にしたって構いんせん ぬしがわちきを「人間」にしてくれるなら 硝子の履物を脱ぎ捨てて 二人だけの罪を重ねなんし ねえ…本気でありんしょ? 夜の底でワルツを踊り続けなんし 引き金を引くのはいつも 些細なすれ違い 戻れないことくらい わかっておりんした 「すまぬ」と「かたじけない」が ぐちゃぐちゃに混ざって 朝焼けがわちきらを射ち抜いていく 世のすべてが敵になっても構いんせん ぬしとわちきが「真実」だったと言えるなら 砕け散った未来の欠片で 互いの心、傷つけ合おう これが罰ならば 喜んで受け入れなんす 二人だけのワルツを、最期まで………。