
[Verse] 寒い夜を じっと朝を待つ宵の淵に 黒く大きな鳥が 枯れ木の枝にとまる 神の使いか それとも地獄の使者か 蒼い光に映えて 漆黒の羽根が揺らぐ 今や木々は 霧に包まれて さむかぜが凍る 怪しげに胸が騒ぐ 霧の海に漂う あの日の想い出は 二度と逢えない君の 今は亡きその姿 [Verse] 暗い空を ずっと宛ても無く彷徨いながら ここまで来たのか 蒼ざめた醜い鳥よ 永遠に癒せぬ 哀しみに暮れる顔を 皮肉な笑みに変える 真夜中の狂言 霧の中に 腕を差し延べて いだく君の躯 風に舞う木の葉と散る 白い闇に投げ付けた 哀しみの言の葉も 深い無言の池に 冷たく降り積もる [Verse] 光る眼を じっと見開き身動きもせずに 胸に渦巻く 虚しさを見透かし笑う 触れるも出来ず 忘れ去る事も叶わずに 心狂わす おまえは不吉な予言者 夢と消えよ 君の幻よ 深く胸に刺さる くちばしを抜き去れよ 白い闇を従えて 立ち去れと叫んでも 黒い鳥は今も唯 首を振るばかり [Final] 夢と消えよ 君の幻よ 深く胸に刺さる くちばしを抜き去れよ 白い闇を従えて 立ち去れと叫んでも 黒い鳥は今もただ 首を振るばかり 黒い鳥は今もただ 首を振るばかり

