
朝の光が カーテンをすり抜けて 床に落ちるはずの 影だけが浮いていた 飲みかけの水 揺れないままの時計 昨日と同じ部屋で 何かが少し違う 机の上の 小さな紙飛行機 窓も開けてないのに ゆっくり回ってる 理由を探すたび 遠ざかる答え 触れられないものほど 確かにそこにある 引き寄せられて 離れていって 見えない糸の 途中で立ち止まる 正しい距離なんて 誰が決めたんだろう 透明な重力で ボクらはつながってる 触れないまま 離れないまま 名前のない軌道を描く 逆さまの空の下 落ちていくはずなのに なぜだろう キミを思うたび 少しだけ 浮かんでしまう La la la 宙にほどけて La la la まだ落ちないで 駅のホームで 風だけが止まった 通り過ぎる電車に 置いていかれた時間 人混みの中 知らない背中を見て なぜか懐かしくなる そんな日もあるでしょう 近づくほどに 見えなくなって 遠く離れたら 鮮やかになる 矛盾だらけの この世界にも まだ知らない法則がある 透明な重力で ボクらはつながってる 忘れたはずの 小さな声が 胸の奥で軌道を変える 逆さまの空の下 何も持たずにいたい それなのに キミを思うたび 見えない何かが 増えていく もしも明日 重力が消えて 街も言葉も 空へ昇ったら 最後に残るのは 何だろう キミの名前か ボクの記憶か それとも 何もない場所に まだある温度 落ちていく 浮かんでいく どちらでも かまわない この瞬間だけは 透明な重力で ボクらはつながってる 触れないまま 離れないまま 名前のない軌道を描く 逆さまの空の下 落ちていくはずなのに なぜだろう キミを思うたび 少しだけ 浮かんでしまう 見えないままで 確かめなくても ここにあるものを 信じてみたい ©️ytsgax

