
[Intro] [Verse 1] 朝のレジ前 紙一枚が手のひらへ かすかな体温だけが 「おはよう」を確かめる エスカレーターをのぼる 足早に過ぎる香り 見えない誰かの記憶が 季節を少し動かす [Pre-Chorus] 交差点の靴音が重なる 呼吸みたいに街は整う ここで暮らしていること [Chorus] 透明なレシート きょうのアカシ ポケットの中で さらりと鳴る 同じ景色でもかまわない 選ぶ歩幅は変えられる 文字は薄れても 手のぬくもり 「ここにいた」が残っている [Verse 2] 雨あがりの水たまり 虹の端がほどけていく 傘をたたむ音のあと 肩がすっと軽くなる 自動販売機の前で 指先がためらう二秒 落ちてくる缶の重みが 小さな決心みたいだ [Pre-Chorus] 赤と青のあいだで立ち止まる 流れる雲の形に 未完成の地図を重ねた [Chorus] 透明なレシート きょうの証 ポケットの内側で かさりと眠る 昨日の続きじゃなくても いまの私を選べる 印字が消えても 指の記憶 それだけで もう十分だ [Bridge] カフェオレの泡が ほどけてまた集まる 窓に映るもう一人が 少しだけ先を歩いてる [Final Chorus] 透明なレシート 風に任せて ひらひらと空へ手放してみる 何も書かれなくても 「いま」の輪郭を抱えている ここにいた ここにいる ここからここから ここにいた ここにいる ここからここから [Outro] 透明なレシートは見えないけれど 確かにここにある

