
[Intro] 白い息が風に消える 古い森の、狐の社 石の鳥居に積もる雪が 静かに夜を染めてゆく [Verse] 赤い前垂れ、雪を被り 小さな狐がじっと佇む 誰も訪れない境内で 私とふたり、寒さを分かつ 木々の隙間、すり抜ける風 冷たいけれど、どこか優しい 煤けた鈴をそっと鳴らせば 夜のしじまに響いて消えた [Chorus] 雪よ積もれ 白く積もれ 狐の宿る社の森に 悲しい足跡もすべて隠して 真っ白な世界に還しておくれ 雪よ舞え 静かに舞え 小さな願いを綿雪に乗せて この森の奥で眠る神様に 届くように、そっと祈る [Outro] 灯篭の灯りがぽつり、ぽつり 白い闇をほんのり照らす 狐の足跡、雪に消えて 社はまた、静寂に包まれる


