
[Intro] [glass noise] [distant city ambience] [slow industrial beat] [Verse 1] 底冷えのする真夏の太陽 凍える熱情 頭上に降る午後 私は聞いた 沈黙の絶叫 平穏という名の 軋むノイズを 街路樹の葉は人工の宝石 息絶えた忠犬の 濁らない瞳 不自然な緑を誇示しながら アスファルトの熱に耐えていた [Pre-Chorus] ああ なんという美しき地獄 なんという残酷な天国 誰もが小さな神を撫で回し デジタルな孤独を喰らっている [Chorus] 昨日という未来から 明日という過去へ落ちてゆく 言葉はただの記号になって 魂は静かに腐敗する 震えながら 震えながら 文明という名の駅へ向かう 終わりの列車に揺られて [Verse 2] 「前向きに善処する」 その蛇のような発声の裏側で 後ろ向きに放置された夜が 排水溝みたいに淀んでいく 社会という巨大な歯車が 尊厳をゆっくり噛み砕く 古いジューサーの鈍い音で 果実の繊維まで潰していく [Pre-Chorus] 執拗に じわじわと 確実に 粉砕されていく感情 [Chorus] 時間の虫が今日もまた 若さの果実を喰い破る 私たちは皆 死という病の 発症者に過ぎないのだろう 冷たい雨 傘もなく 捨てられた子猫みたいに ただ震えて消滅を待つ [Bridge] [noise feedback] 沈黙 沈黙 沈黙 その奥で誰かが叫んでいる スマホの海に沈む指先 通知音だけが脈を打つ 魂は肉体という檻の中 腐敗を続けながら眠る [Final Chorus] 底冷えのする真夏の太陽 凍える熱情が降り注ぐ この世界の唯一の真実は 美しく壊れていくこと 昨日という未来から 明日という過去へ後退する 文明の輝かしい終着駅で 私たちは今日も息をしている [Outro] [distant static] [cicadas screaming like alarms] [silence]

