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海を掻く矛 / Spear That Stirred the Sea

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V5.5

[Water Intro] 底知れぬ潮の上に 細い矛が差し込まれる 眠っていた渦の底で 何かが重さを得る [Verse 1] 陸のないはじめに 潮だけが満ちていた 寄せるものも返すものも まだ行き先を知らない 高みから降ろされた 一本の矛の影が 眠る海の深みへ ゆっくり沈んでいく [Pre-Chorus] 潮目がずれて 渦がほどけて 底の暗がりに 小さな重心が宿る [Chorus] 海を掻く矛よ 深く深く目覚めさせて 形を持たない痛みに 初めて岸を与えて 海を掻く矛よ 沈んだものをすくい上げて こぼれた雫の先に 私の島を立ち上げて [Verse 2] 混ざり続けた夜が ゆっくり分かれ始める 泥は泥に固まり 波は波に揺れた 始まりはいつだって 美しいだけではなく 失うものの重さまで 新しい地面になる [Pre-Chorus] 潮目がずれて 渦がほどけて 底の暗がりに 小さな重心が宿る [Chorus] 海を掻く矛よ 深く深く目覚めさせて 形を持たない痛みに 初めて岸を与えて 海を掻く矛よ 沈んだものをすくい上げて こぼれた雫の先に 私の島を立ち上げて [Instrumental Stirring] 潮は分かれ 泥は固まり 名を待つ地平が 水面へ近づく [Bridge] 生まれることは 分かれてしまうこと 立ち上がることは 底を捨てないこと この島は国 この岸は胸 私は初めて 帰る場所を持つ [Final Chorus] 海を掻く矛よ 深く深く目覚めさせて ほどけない暗がりにも 初めて岸を与えて 海を掻く矛よ 沈んだものをすくい上げて こぼれた雫の先に 私の名を近づけて [Outro] 雫は落ちて 潮は鎮まり まだ誰も知らない島が 水の上に残された