
(1番Aメロ) 分厚い歴史の教科書や専門書を開(ひら)けば かつて世界を揺るがした英雄たちの名前が並ぶ 栄枯盛衰(えいこせいすい)のドラマの数々に目を奪われながら 俺は静かにコーヒーのグラスを傾ける (1番Bメロ) 若い頃は政治や社会のあり方に強い思いをいだき 世の中の仕組みを変えてやると息巻いていた だけど時代の大きなうねりを目(ま)の当たりにして 俺の情熱はゆっくりと穏やかな水面(みなも)へと戻った (1番サビ) 歴史の波間に比べれば、俺の悩みなんて 砂浜の片隅にある小さな砂粒のようなものさ だからこそ、のんびりと自分のペースを守り 目の前の静かな日常を丁寧に生きていきたい (2番Aメロ) 大きな正義を掲げるよりも、足元の花に気づく そんな生き方ができるようになったのは たくさんの過去の過ちや遠回りを通ってきたから 歳を取るのも、案外悪くないと思える瞬間だ (2番Bメロ) 車を走らせ、本を読み、夜更かしを楽しむ 政治のニュースよりも、庭の木々の揺れに癒やされる そんな等身大の視点が、今の俺を支えている (1番サビ) 歴史の波間に比べれば、俺の悩みなんて 砂浜の片隅にある小さな砂粒のようなものさ だからこそ、のんびりと自分のペースを守り 目の前の静かな日常を丁寧に生きていきたい (Bridge) 何百年も前の人間が抱えた孤独や喜びも 今夜この部屋で俺が感じている温度と きっとどこかで同じ色をしているのだろう (大サビ) 歴史の波間に比べれば、俺の悩みなんて 砂浜の片隅にある小さな砂粒のようなものさ だからこそ、のんびりと自分のペースを守り 目の前の静かな日常を丁寧に生きていきたい (アウトロ) 重い表紙をそっと閉じて、部屋の明かりを落とす 悠久の時間から今の自分へと還ってくる 静かな夜に包まれて、穏やかな眠りへ

