
0と1の交差点
途切れた呼吸 点滅する夜 赤でも青でもない Undefined 止まった雑踏 逆さに降る雨 壊れた信号 同時に灯る 横断歩道の向こう側から 聞き慣れた声が 僕を呼んだ 同じ顔した 違う僕らが 傷のない頬 血に濡れた指 知らない指輪を撫でる僕も 選ばなかった明日を生きてた 一歩 踏み出すたび ひとり 別の僕が消える 鼓動が戻る その代わりに 選ばれなかった 名前が落ちる 僕が息を取り戻すたび 別の僕の明日が消えていく どちらが生で どちらが死だ 答えのない信号が点る 選んだから残るのか 残ったから僕なのか 0と1の交差点で まだ僕は動けない 夢を掴んだ もうひとりの僕 誰かを救って 静かに泣いた 何も望まず暮らした僕も 違う明日から 僕を見つめた 僕らにもまだ 朝はあった 違う道だけ 歩いていた それでも君が 持っていけと 生きられなかった明日を差し出す 消えた僕らを 傷に変えて 選ばなかった 道を刻む 正しかったと 言わなくていい 生きなかったことに させないから 正解じゃなくていい 間違いのまま戻る 選ばれなかった僕を連れて この痛みを1にする 救いじゃなくていい 綺麗じゃなくていい 0と1の交差点を 消えた僕らと渡っていく 僕が僕になるたび 僕じゃない僕が死んだ 選ばなかった人生が 足元でまだ息をしてる 進むことは 小さな葬列 ひとつを選ぶたび ひとつを失う No answer is clean 綺麗な答えなんて 最初からなかった 青を待っていたら 何も残らない 誰にも許されないまま 僕は足を上げる 正解じゃなくていい 間違いのまま戻る 消えた僕らの朝を連れて この命を1にする 救いじゃなくていい 報われなくていい 壊れた信号の下で 赤のまま渡っていく 僕が息を取り戻すたび 別の僕らは遠ざかる それでも全部を忘れない 選ばなかった日々も僕だ 選ばれなかった僕らと 選び続ける僕のまま 0と1の交差点を 傷だらけで渡っていく 消えた僕らが0ならば この胸に残して1にする ひとつの人生の中で 僕らはここに残る 雨がまた落ちてくる 世界が動き始める I remain

