白い声が 君の声が 水の中で揺れていた 君の指が 細い指が 少しだけ冷たかった 僕はただ ずっとただ 見つめていた 淡い色 青の色 滲んでいく 細い線 細い点 重なってく 君が泣いていた 君が泣いていた 綺麗なままで 僕は触れられず 僕は触れられず 言葉を伏せた 夜に沈んでく 夜に沈んでく 白い光の中 かすかな声だけ かすかな声だけ まだ耳に残る 黒い髪が 君のその黒い髪 空気のようにほどけてく 君の声が その君の声が 遠くなって消えていく 僕はただ 嗚呼、僕はまだ 目を閉じてた 君が笑ってた 君が笑ってたな 悲しみを抱えたままで 僕は探してた 僕は探してたんだ 射し込んだ光を 夜に溶けていく もっと溶けていく 君の後ろ姿 触れられないまま 触れられないんだ 僕はまだ探してた