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絶対零度(Re-Recording)

V6

[Verse] 街の色が薄まり 景色は輪郭だけを残す 灯りは一定の軌道をなぞり 感情の温度を持たない 呼んだ声は冷たい空気に浮かび 僕の周りで静止したまま消えていく [Pre-Chorus] 触れた先に反応はなく 細い冷線だけが 僕を切り離していく [Chorus] 浅い鼓動が胸の奥をかすかに叩き 乾いた空気が存在の跡を静かに削り落とす 形を支えられない言葉たちは 宙で砕けたまま 沈むことすら忘れていく [Verse 2] 行き交う影は均一な距離を保ち 瞳の奥には 誰も触れない空白が横たわる 僅かに走った微細なノイズだけが 世界との境目を示していた [Pre-Chorus] 伝えたい衝動は 声になる直前で静かに断ち切られた [Chorus] 冷えきった空気が未来の輪郭を薄く削り 震える気配だけが 僕を今へ繋ぎとめる 拾いきれない言葉は密度を失い 夜の層へそっと沈んでいく [Bridge] 胸をかすめた裂け目の奥で 遠い灯が 凍った景色にわずかな揺らぎを刻む [Final Chorus] 絶対零度の境界に立つ僕は もう揺らぎを持たず 君の記憶は静かに凍り 名を呼ぶ声も微粒子となって消える 光の途絶えた世界の中心で 僕の温度も鼓動も 無音のまま終わっていく