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焚火

V6

【Intro】 薪の爆ぜる音 静けさに落ちて 冷えた夜の真ん中で 小さな火が揺れる 【Verse 1】 吐く息を白く染めて 両手をそっと近づける 赤くほどける炎だけ 見つめていたはずなのに 肩が触れたあの距離や 何気なく交わした言葉 忘れたと思っていたものが 熱に触れて浮かんでくる 【Pre-Chorus】 強く燃えるほど いつか灰になる 分かっているから 目を逸らせない 【Chorus】 消えそうだから 暖かい この炎も あの時間も 永遠じゃないと知っていたら もっと大切にできたかな 揺れて 揺れて 夜を照らして あと少しだけ消えないで 冷えた指先に残る熱が まだあの日を覚えてる 【Verse 2】 火の粉が夜へ昇るたび ひとつずつ遠ざかってく 掴もうとして手を伸ばしても 空の途中で見えなくなる もう隣に誰もいない それにも少し慣れたけど 炎のそばに座る夜だけ 空いた場所が近すぎる 【Pre-Chorus 2】 戻れないことを 悲しむだけじゃなく ここにあった温度を 今は覚えていたい 【Chorus】 消えそうだから 暖かい 短い夜を抱きしめる なくなることを知ってるから こんなにも綺麗に見える 揺れて 揺れて 影を伸ばして 記憶の輪郭を映してる 言えなかった言葉の代わりに 火の粉だけが空へ舞う 【Bridge】 薪が崩れて 炎が低くなる 夜の冷たさが 少しずつ戻ってくる それでも灰の奥 小さく灯る赤 終わったはずの温度が まだここにいる 【Final Chorus】 消えそうだから 暖かい 消えてしまうから愛おしい ずっと続くものじゃなくても 確かにここで燃えていた 揺れて 揺れて 最後の火まで 私はここで見届ける 忘れなくても歩けることを 今なら少し分かるから もう戻らない温もりを 無理に消さなくていい この胸に残る火だけ そっと連れて帰ろう 【Outro】 薪の爆ぜる音が ひとつ 遠くなる 炎は静かに 夜へ沈んで 灰の奥には 小さな残り火 冷たい風に そっと揺れていた