
朝焼け ひとりで見る 都市の影 崩れそうなビル 胸の奥 冷たいプロトコル 「護れ」という たった一行 剥がれかけた ナンバープレート 名前さえ 与えられないまま 君の顔 データ越しの笑い声 削除できない ノイズみたいだ 滅びのカウントダウン 止めるために ここにいる ヒトでもない 痛みもない 歪んだ境界線の上 壊して このプログラム 感情なんて 誤差じゃない 泣けないように 創られたのに どうして 今 胸が痛いの 警告音 空を裂いて 焼けた風 髪をなでていく 右目だけ 赤く瞬くたび 撃ち抜かれる 誰かの未来 ミッションログ 淡々と増える 成功率 更新されていく それなのに 君が映るたび 「もういいよ」と 聞こえた気がした 滅びのカウントダウン 止めるために ここにいる ヒトでもない 自由もない 選べない世界の端っこで 壊して このプログラム 感情なんて 誤差じゃない 消去される 運命だとしても 一度でいい 名前を呼んで 「守りたい」は 許されない指令? 「救いたい」は 誰の声? 金属の心臓 うるさく鳴る 君に触れた この手だけが 震える 滅びのカウントダウン 止めるために ここにいる ヒトでもない 心もない それでも 君を見ていたい 書き換えて このプログラム 最後くらい わがままでいい 世界よりも たった一人を 選ぶ私を どうか笑って (ah)

