『誘我灯』 [Verse] 拝啓、水面のHologram 遠吠えにはなれないまま わたしの慟哭は泡に消ゆ 冷たい底で 泥の寝床で Hello surface、こちらはmonochrome ここから遠くに見えるのは ひかりの揺らぎ、網目状 縫い留められた 幾何学の檻 [Pre-chorus] 夕暮れと夜明けの待ち合わせ あらわれる名も知らぬ白銀 嗚呼 泡だけが出会う『誘我灯』 [Chorus] 致死量の静寂を飲み込んで 逆光にノイズを吐く水中花 誰の鼓膜も揺らさない底辺から 水鏡の裏を そっと叩く歌 あなたに届くように 牙を剝くように [Verse] Good bye、ぬかるみのTerrarium 瓦礫の墓に 腰かけて 遠い白銀に 見とれては 濁る視界に 舌打ちをした いつか、私は泡になる この不協和音 羽にして あなたのもとへと 昇るから ただ透明に 溶け落ちるまで [Pre-chorus] 喘鳴と嗄声はディストーション 見届けて美しき白銀 嗚呼 その距離も知らぬ『誘我灯』 [Chorus] スロップの堆積を踏みつけて 花びらをほどき散る水中花 歌を吐くたび 泡となり 辿り着くのだ ラブレターのように 泥に綴るShout あなたに届くまで 哀れ路傍の夢 [Bridge] とあるおとぎ話の人魚は 幸せだったろうか 透明な球は私そのもの 浮かび上がって 弾けて 檻を壊した 嗚呼 泡沫歌を聴いて 嗚呼 終幕を引いて『誘我灯』 [Chorus] 致死量の静寂を飲み込んで 逆光にノイズを吐く水中花 誰の鼓膜も揺らさない底辺から 水鏡の裏に 爪を立てる歌 あなたに届くように 引き裂くように 臨界の水面が飲み込んで 波紋に砕け散った白銀 誰の記憶にも残らない底辺から わたしの焦がれが 憧れを壊した あなたに届いたのに 幻のように