
[Intro] 時計のないカフェで 砂糖が銀河をこぼす 窓辺のラテに 昨日と明日が溶けてゆく [Verse 1] 君のスプーンが一度鳴るたび 九つの宇宙が席を替える メニューの端に書いた約束 読めば読むほど 別の私 赤い椅子には まだ来ない君 青い椅子には 帰れない君 無限の注文 無限の返事 胸のレジだけ 止まらない [Pre-Chorus] 触れないのに 指がわかる 遠い世界の温度まで ほどけた時間を 束ねながら ねえ どの私を選ぶの? [Chorus] 好き、好き、好きが増殖する カップの底で世界が割れる 君と私の確率を越えて 千の未来を一息で飲む 絡まる心 ほどけないまま 別の銀河でまた恋をする 泣いて笑って 跳ねる運命 この瞬間を永遠にして [Verse 2] (静かに) 雨音さえも 遠く薄れて 白い合唱が 壁を透ける 眠る時計の針を数えて 君の名前を 小さく呼ぶ もしも一つを捨てるのなら 全部の世界を捨ててもいい けれど選べば 選ぶほどまた 君の不在が増えてゆく [Pre-Chorus] 暗いテーブル 光る砂糖 指先だけが まだ熱い 戻れないなら 戻れないまま ねえ こちらへ来てよ [Chorus] 好き、好き、好きが暴走する 星のスプーンで夜をかき混ぜる 君と私の絡んだ粒子 離れたままで抱きしめてる 高鳴る空に 弦が駆け上がり 真鍮の雨が 扉を開ける 泣いて笑って 壊れたままで この瞬間を永遠にして [Bridge] 低い呼吸の底で 君の孤独がほどける 別の世界の私たちも 同じ静けさを聴いている [Break] ……注文をどうぞ。 ……あなたのいない時間を、ひとつ。 [Final Chorus] 好き、好き、好きが無限になる カフェの天井が銀河になる 千の私が 千の君へ 同じ一秒を投げ返す 絡まる心 ほどけなくても 選べないほど 君を選ぶよ 上がる世界も 沈む世界も この恋だけは 消えないで [Outro] 最後のカップが 空になるころ 遠いギターが 空を裂く さよならじゃない 別の入口 君のいる世界へ また走る

