[Intro] 雨上がりの石畳 赤い提灯が滲む 湯気と香辛料 胸の奥が目を覚ます [Verse 1] 駅の改札 人の波 あなたは少し遅れて 「ごめん」も言わずに 平気な顔で手を出す 濡れたコートの肩 ふっと触れて機嫌が戻る 悔しいくらい私は単純で 路地の店先 鉄鍋の音 油が跳ねて 甘い八角 熱い息 言葉が薄くなる すれ違いざまの 知らない誰かの笑い声 今夜だけ私が軽い [Pre-Chorus] あなたは冷たく見えるのに ちゃんと隣を歩くんだ ネオンの海で私は少し “別の私”になっていく [Chorus] FLY-DAY チャイナタウン 足が地面を離れていく FLY-DAY チャイナタウン 理性がほどけて困ってる 赤い灯りが頬を染めて 言いたいことが 喉で揺れる ねえ 今夜だけ帰らない理由にして [Verse 2] ショーウィンドウに 絹のドレス 月の光を拾ってる 「着てみたい」って 言った瞬間 あなたの眉が ほんの少し動く 高いのはわかってる 似合わないのもわかってる でも今夜私は “欲しい”を隠したくない 店の奥狭い試着室 鏡の前で 息を整える 口紅を指で直す 外の雑踏が遠くなって 心臓だけが近くなる [Pre-Chorus] 強いふりが上手くなった それが大人ってことなら 今夜だけは子どもみたいに あなたを困らせたい [Chorus] FLY-DAY チャイナタウン 「いいよ」 ひとつで 飛べそうで FLY-DAY チャイナタウン 黙るあなたに 腹が立つ 優しさだけじゃ 足りない夜 体温だけが嘘をつかない ねえ今夜だけ 私の名前を呼んで [Bridge] 港の風が生ぬるくて 遠くの汽笛が胸を押す タクシーのライト白い線 “明日”がこちらへ近づいてくる だから お願い 正しい言葉じゃなくていい 短く荒く 抱き寄せて [Sax Solo:nstrumental / smoky sax lead, funk guitar chanks, synth brass hits] [Final Chorus] FLY-DAY チャイナタウン 絹が擦れて 少し痛い FLY-DAY チャイナタウン それでも笑って 歩いていく 湯気の匂いと赤い提灯 この夜ぜんぶ身体にしまう ねえ 朝になるまで 浮かんだままでいよう [Outro] 雨上がりの石畳 赤い提灯が消える 湯気と香辛料 まだ指先に残ってる


