遠い時の記憶 胸に刻まれて 名を呼ぶ声だけ消えずに残る 剣を振る理由誰にも言えずに 与えられた道をただ踏みしめていた 愛を知る前に別れを背負って 優しさはすべて胸の奥へ沈めた この身が砕けても 進むしかないなら 風を裂いて空を越えて 叫びは白へと変わる 命の終わりじゃない 飛び立つための痛み 羽ばたいてただ高く 縛るすべてを脱ぎ捨て この声が消える頃 私は空になる 燃え尽きる程に走り続けた日々 守るべきものさえ見失いながら 名もない願いが胸を締めつけて それでも止まらず遠くへ向かう 誰かのためじゃなく 自分のために今 風を裂いて空を越えて 心は白へと変わる 終わりじゃないこの瞬間 新しい始まりへ 羽ばたいてただ遠く 涙の意味を超えて この体が消えても 私はここにいる 触れられない程の静けさに 包まれてゆく意識の中で 忘れられた名を取り戻す もう恐れはない 高鳴る鼓動 最後の光 すべてを解き放て 風を裂いて空を越えて 全ては白へと変わる 終わりの先へと続く 果てしない場所へ 羽ばたいて今すぐに 縛るものなどいらない この声が消える頃 私は空になる 白い羽が舞う 名前を残して 静かに遠くへ


