宵を舞う鮮やかな風 朝に攫われる前の瞬き 如何なる失敗も赦されない 決して記録には残さない 記憶の雑音の向こう側 涙に滲むあの日の景色 最後に見せた穏やかな眼差し その引き金は戻らない 静寂を蹴って 夜を纏い 名もない痛みを翼にして 真実はまだ輪郭もなく 迷いの中を駆け抜けて 剥がれ落ちる雑音の隙間 微かに浮かぶひとつの解 全部嘘だった そうでしょう 貴方はずっと貴方だった 静寂を蹴って 朝を描く あの日の痛みを背に受けて 真実を求め駆けるのは 貴方の残した希望の光