
[Verse ] その日は たまたま 帰りが遅くなった 最終電車を待つ 人の少ないホーム 「今日は遅くなったんですね」 優しい声がして 振り向いたその先に ずっと夢に見ていた 君が立っていた [Pre-Chorus] 何度も見ていた横顔 こんな近くで見るなんて 胸の奥が 騒ぎ出して 言葉がひとつも出てこない [Chorus] 夢に見た君と 二人きり こんな夜が本当に来るなんて 「まだ暑いですね」 それだけ言うのが精一杯で 君は小さく笑ってくれた 名前すら知らない君なのに どうしてこんなに愛しくなるんだろう いつもの駅 いつもの時間 いつも遠くから見ていた君が 今は僕の隣にいる [Verse 2] 「いつもこの電車ですよね」 君がふいに話しかける 僕のことも 見てくれていたんだね 「名前……聞いてもいい?」 震える声で尋ねた 君は少し照れながら 優しく名前を教えてくれた [Pre-Chorus] 僕の名前を伝えると 君は笑って呼んでくれた たったそれだけなのに 僕には奇跡みたいだった [Chorus] 夢に見た君と 二人きり 最終電車を待つ静かな夜 話したことは ほんの少しだけだったけど 僕には忘れられない夜になった 君の好きなものも 君の見る景色も まだ何も知らないけれど これから少しずつ 知っていけたらいいな [Bridge] やがて電車の灯りが 遠くに見えてきた この時間が終わるのが 寂しくて仕方なかった 「また明日」 君が笑って手を振る その一言だけで 明日が待ち遠しくなった [Last Chorus] 夢じゃなかった 君と二人きりの夜 名前を知れたこと 声を聞けたこと 隣で笑ってくれたこと たったそれだけなのに 僕の世界は変わってしまった いつもの駅 いつもの時間 明日から僕は 君に会いに行く まだ「好き」なんて 言えるわけじゃないけど 君の名前を知った夜から 僕の片想いは 少しだけ 恋になった

