立ちどまってしまう いつも 歩きつづけてしまう いつも 白む朝焼け 沼のような深い夜 リリックではない ただの言葉 つながない 伝えない ただの文字 アスファルトにおちる にじむだけ 乾いて 消える そこで終わる 届けない だれにも 届かない だれにも 歩きつづけている 端からおちる こぼれて 転がって にじんで消えて うまくはいかない うまくは言えない ふまない韻を ここは歌わない歌で 歌えない空気で 消えるだけのもの 立ちどまってしまう いつも 歩くことをやめられない いつも いつも いつも 消えてしまっても 手は放せない 思考をやめられない 滲まないと思っているだろう滲む悪意 届かないと思っているだろう届く嫉み 薄汚れた身体から ながれる体液 あの画面にながれる美しいはない痛み いつも いつも 消えるほうがましな 病み 届かない この手 届けない この声 立ちどまって 歩いて 終わり