
その覚悟に、触れた夜
[Verse 1 – 現代] スクリーン越しの正義 誰かの失敗を笑う群衆 安全な場所から投げる言葉 ――強くなりたい? 本当は 傷つきたくないだけ その夜 強い風が吹いた 視界が、白くほどけた [Verse 2 – 幕末 / 初対面] 土の匂い 遠くで金属が鳴る 羽織を翻す影 「ここはどこ…?」 低い声が落ちる 「京だ」 「あなたは……?」 「新選組だ」 真っ直ぐすぎる目が 私を射抜く 逃げ場が、なかった [Pre-Chorus – 会話] 「どうして戦うの?」 少しの沈黙 「守るためだ」 「何を?」 「決めたものを」 それだけだった [Chorus] あなたの世界には 明日が保証されていない なのにどうして そんなに静かでいられるの 「怖くないんですか」 「怖ぇさ」 それでも退かない背中 私は 初めて“本気”を見た [Verse 3 – 夜の焚き火] 火の粉が舞う 「帰りたいのか」 突然の問い 「……分からない」 「迷ううちは帰れねぇな」 少し笑った 「逃げ道があると 人は覚悟が鈍る」 その言葉が 胸の奥を抉った [Bridge – 衝撃の核心] 「あなたは 後悔しないんですか」 彼は空を見た 「後悔はする」 「だがな」 「選んだ道の責は 他人のせいにしねぇ」 焚き火が爆ぜる その音より 心臓がうるさかった [Climax – 別れの瞬間] 遠くで叫び声 「行くんですか」 「ああ」 「死ぬかもしれないのに?」 振り向かずに 「生き様は 長さじゃねぇ」 風が強くなる 視界が滲む 「副長……!」 その名を呼んだ瞬間 世界が反転した [Final Chorus – 現代] 交差点 同じ街 だけど もう逃げない 誰かのせいにしない 安全な場所から 石を投げない 私は選ぶ 自分の言葉で立つ あなたが 命を削って守った時代ほど 今は過酷じゃない それでも 本気で生きる あなたの覚悟が 私の背骨になった [Last Line – 静かに] あの夜の焚き火は 今も消えていない

