
[Chorus 0] 黄金色のコロモが光る 白いごはんに湯気が立つ 二本のしっぽが空を指して 今日の主役が運ばれてくる 昼の景色が動きだす [pause for a beat] [Verse 1] 昼のチャイムが鳴り響き 空っぽの腹が騒ぎだす ショーウインドウの食品模型 僕の視線は離さない 扉を開けばソースの香り いつもの席へ滑り込む 千切(せんぎ)りキャベツの波を越え 揚げたての船がやってくる [Pre-Chorus 1] 箸を伸ばせば確かな音 さくりと世界が目を覚ます [Key Change] [Chorus 1] 黄金色を噛みしめれば 軽い衣が歌いだす 白いごはんが加速して ひと口ごとに夢中になる この選択に間違いはない [pause for a beat] [Verse 2] 右には白いタルタルソース 左に光るレモンの月 どちらを選ぶか迷うたび 楽しい時間が長くなる 味噌汁の熱をひと口はさみ 高鳴る気持ちを整える 濃いソースをまとった一尾(び)が ふたたび波へ飛び込んだ [Pre-Chorus 2] しっぽの先まで誇らしく 皿の景色が輝きだす [Key Change] [Chorus 2] 酸味と甘みが踊りだし キャベツの波を追い越して 味噌汁までも味方につけ 茶碗の底へと進んでいく この組み合わせは美しい [pause for a beat] [Verse 3] 豪華な言葉じゃなくていい 難しい名前もいらないよ 揚げた衣と海の味 それだけなのに満たされていく 疲れた顔で座った僕も 帰る頃には顔を上げる 小さなしっぽが示す先 午後のリズムが待っている [Pre-Chorus 3] 空いた小皿を見つめれば 今日を頑張る意味がある [Key Change] [Chorus 3] 黄金色は希望の色 静かな皿に旗が立つ 白いごはんをかき込めば 明日の僕も悪くない この定食が僕らを救う [pause for a beat] [Bridge] いつか迷って立ち止まり 何を選ぶか見失う日も メニューの隅で待っている 二本のしっぽを思い出せ [Key Change] [Big Finish] さくりと未来の音が鳴る タルタル ソース レモンの光 湯気立つ茶碗を抱えるように 最後のひと口まで進め エビフライ定食はすばらしい [Outro] 最後のひと粒まで食べ終えて 空になった皿に手を合わせる また会う日まで 黄金の船 僕らは明日へ歩いていく [End]

