Song Cover Image

静かな秋の空

+ Show full styles
V6

[Intro] 朝露の残るベンチに 読みかけの本を置いた 銀杏の葉が一枚だけ 膝の上へ落ちてきた [Verse 1] 川沿いの遊歩道を 湯気の立つ缶を握って歩く 水門のそばの古い時計 七時を少し過ぎていた パン屋の窓が明るくて 店員がシャッターを上げる 昨日話した約束を ポケットの中で確かめた [Pre-Chorus] 風は冷たいけれど 頬を撫でるたびに思う 止まっていた気持ちにも そろそろ鍵を開けよう [Chorus] 静かな秋の空 高くほどけていく 君に見せたい景色を ひとつずつ覚えていく 急がなくていいよ 落ち葉を踏む速さで 言葉にならない朝も 隣にいればわかるから [Verse 2] 小さな公園の隅で 赤い帽子の子が笑う ベンチの端に残された どんぐりをそっと拾った 夕方には早くも 窓に明かりが増えていく 帰ったら電話をするよ 今日はちゃんと伝えたい [Bridge] 過ぎた日々を数えずに 手のひらを空へ向ける こぼれた季節のあとにも 新しい色は残るから [Chorus] 静かな秋の空 雲が遠く流れる 君と見上げるそのたび 昨日より深く見える 無理に笑わなくていい 黙ったままでもいい 冷えた指を温めるように この時間を分け合おう [Outro] 夜の手前の青い空 街の音が薄れていく 静かな秋を迎えながら 君の名前を呼んでいる