[Verse 1] 誰もいない 夜の底で 名前のない 夢を見てた 月明かりに 濡れた指が 触れたはずの 君を探す 遠い記憶 霧の向こう あの日の声 誰のもの? 思い出すほど 消えていく 君の瞳の 色さえも [Pre-Chorus] ねぇ 僕はいつから ここにいるの? 君を待っていたことだけ 覚えている [Chorus] 月影に 君を隠して 夜の奥へ 連れていって 届かない この手の先 まだ君が 笑っている さよならを 言ったのは誰? 忘れたふりをしたのは誰? 夢ならどうか 醒めないで 君の名前が 消えるまで [Verse 2] 古い時計 止まったまま 午前零時を 指している 窓の外に 白い影 僕を呼んで 消えていった 「また明日」と 言った声が 今も胸に 残っている だけど君の 顔だけが どうしても 思い出せない [Pre-Chorus] もしもこの夜が 終わらなければ 失ったものを 探せるのかな [Chorus] 月影に 君を重ねて ひとりきりで 微笑んでる 触れたなら 壊れそうな 淡い記憶 抱きしめて 愛してた それだけなのに どうしてこんな 苦しいの? 夢ならどうか 連れていって 君のいない 朝の向こうへ [Bridge] 振り返れば そこにいる気がして 名前を呼べば 消えてしまいそうで だから僕は 声を殺して 君の幻を 見つめている [Final Chorus] 月影が 夜を隠して 最後の星が 消えていく さようならも 言えないまま 君の影だけ 遠ざかる もし僕が 君を忘れて いつか誰かを愛せたなら それはきっと 君が残した 最後の優しさなんだろう [Outro] 午前零時の 静かな部屋 誰もいない 椅子を見つめる 「……また、会えるよね?」 月だけが 何も言わずに 僕を照らしていた。


