
今日を生きる
空が静かに色づく 夜の 香りがかすむ 枕元に 光が差し込み 鳥の歌で 目を覚ます 目覚まし時計 今日も 出番はなくて 冷えきった部屋に 吐いた息 白くにじむ 寝て 起きて 働いて ただ繰り返しさ それでも こうやって 今日を 生きていく 寝て 起きて 働いて ああ、なんて 退屈な毎日だ それでも 今日を生きていく 重いまぶたこすり だるい体 引きずって 後ろがみ ひかれつつ ベッドに さよなら ストーブの熱が いてついた 時間をほぐし トースターの音が 無慈悲に 今日の開始を告げる 寝て 起きて 働いて ただ繰り返しさ それでも こうやって 今日を 生きていく 寝て 起きて 働いて ああ、なんて 窮屈な毎日だ それでも 今日を生きていく 代わりばえのない朝 日の光が 街の輪郭つくる 僕はまだ まどろみに揺られ 時間だけが 一人歩きだ 寝て 起きて 働いて ただ繰り返しさ そうやって 今日も生きている 見えない使命に疲れ せまる時間におわれ ふと空見上げれば 一面が橙色さ 今日が 始まって 今日が 終わる その繰り返しを 必死に生きる 特別なことなんてないとしても 今日が 始まって 今日が 終わる その繰り返しを 必死に生きる だけど それだけじゃ 退屈なんだよ 立ち止まって 自分に問いただすんだ 何がしたい? 何が欲しい? わがままを言ってみろ どうなりたい? どこへ行きたい? わがままに生きてみろ 毎日が特別なんだ 寝て 起きて 働いて 笑って 泣いて 喧嘩して 惚れて ふられて 傷ついて 退屈する暇なんてないだろ 寝て 起きて 働いて 笑って 泣いて 喧嘩して 惚れて ふられて 傷ついて ああ、そんな毎日が 生きるってことだろ 生きるってことだろ

