提灯揺れる 人波の隙間で 見つけた横顔 ひとりぼっちだね 熱気で汗ばむ おいしそなその頬 ねえ、はぐれちゃう こっちおいでよ 浴衣の袖を そっと掴んだら 少しくらいさ 遠回りしよっか 帰りの時間は まだ気にしなくていい 今宵のお祭り はじまったばっかじゃない 神隠し 神隠し 夏の夜に溶けてゆけ 迷い道 寄り道で 二人だけになれたなら 一口だけ 味見したい それが何かはわかんない 今宵、君を連れ去りたい 金魚すくい ポイの穴ごし笑い合うふたり 知らない子 見た事ない君 綿飴みたいに ふわふわした声で 楽しそうだねって 私も笑った 気付けば祭囃子の向こう側 暗がり溶け込む後ろ姿 こんな人混み よくある話 ほら、離れたら危ないからさ 神隠し 神隠し 闇夜に溶けてしまえ 迷い道 寄り道で 綿飴みたいに消えてしまえ 私だけ 味わいたい これはなんだろ 確かめたいよ 今宵、君を連れ去ろう 笛の音 追いかけ 抜け道 裏道 君 の手つかんで まだ足りない 君 の首 りんご飴より 甘い匂い 気のせい? うずうずする胸のあたり 君ならわかるの? これの正体 ねえ、もう少し先まで行こうよ 全てかき消す花火 今なら聞いてあげる君の気持ち 今度は聞いてよ胸の内 帰り道なんてどうでも良くない? ねえ まだ帰りたくないでしょう? 神隠し 神隠し 誰も知らない夜の果て 迷い道 寄り道の 終の終まで 手に手取り 一口ずつ 味わいたい 口に含めば それが答え 今宵も君と二人きり 神隠し 神隠し 誰も知らない夜の果て 迷い道 寄り道の 終の終まで 手に手取り 一口ずつ 味わいたい 口に含めば それが答え 今宵も君と二人きり