
[Verse 1] 「友達」なら 少し軽くなる 昨日の続きも 笑って言える 「思い出」なら きれいすぎる まだ消えてない 温度が困る 「きみ」だとまだ 近すぎる 視線の置き場まで 戻ってしまう 似たような意味に見えても違う 口にするたび 距離がずれる [Pre-Chorus] 正しい名前を 探してるんじゃない いまのわたしが 受け取れる呼び方 それだけでいい はずなのに ひとつ選ぶたび 何かがこぼれる [Chorus] その名前じゃ 遠すぎる この呼び方じゃ 近すぎる きみを決めるたび わたしが少し ずれていく 似た意味でも 同じじゃない 黙ったままじゃ 決められない 呼び方を変えるたび 残る距離だけ 本当になる [Verse 2] 「他人」なんて 雑すぎるし 「大事」だけじゃ まだ曖昧で 「過去」って言えば 片づきすぎる でも「今」と呼ぶには 静かすぎる 誰に説明するためでもなく 自分の中だけで 置き直してる 呼び慣れた音を 外しただけで 見えなかった輪郭が浮かぶ [Pre-Chorus] 失くしたことを 言いたいんじゃない 残し方だけを 選び直したい いちばん自然だと思ってた その呼び方が いちばん遠い [Chorus] その名前じゃ 遠すぎる この呼び方じゃ 近すぎる きみを決めるたび わたしが少し ずれていく 似た意味でも 同じじゃない 黙ったままじゃ 決められない 呼び方を変えるたび 残る距離だけ 本当になる [Bridge] 「嫌い」なら 簡単だった 「好き」では もう古すぎた どちらでもない そのあいだで 声にできるものを 待っていた 呼べないままの感情じゃなく 呼び直したあとに 残る静けさ そこにやっと 触れられる いまはそれでいい [Final Chorus] その名前じゃ 遠すぎる この呼び方で 遠くはない きみを決めるより わたしの距離を 選んでいく 似た意味でも 同じじゃない だから無理には まとめない 呼び方を変えたあと 残る輪郭を 今日と呼ぶ

