
[Intro] 太陽が落ちた場所で まだ鼓動だけが青く走る [Verse 1] 生まれたばかりの朝が 閉じた窓の隙間を照らす 冷えた土には まだ熱があり 名もない芽が地面を押す 遠い記憶の底では あの日の声が残っている その声を抱えたまま 静けさの中で息をする [Pre-Chorus] 陽は陰を追い越さず 陰は陽を消し去らず ふたつの世界を渡る線が 胸の奥で火花になる [Chorus] 太陽が落ちた場所で 走れ 見えない糸よ ほどけた夜を縫い合わせて 失ったものに熱がある まだ胸に残る熱を抱いて 倒れた光を拾わずに 闇の中から向きを選ぶ 明日と呼べない遠さへ 微かな白を放つ [Verse 2] 春の枝には傷があり 夏の水には影がある 燃えた季節の灰の下 小さな種が眠っている ひとりの部屋で秒針が 遠くの誰かへ時を運ぶ 孤独は壁ではなかった 遠くの誰かへ続いていた [Pre-Chorus 2] 陽は陰へ沈みながら 陰は陽を孕みながら 途切れたはずの細い線が 手のひらから手のひらへ [Chorus 2] 太陽が落ちた場所で 走れ 見えない糸よ 凍えた夜を縫い合わせて 忘れた名前にも まだ呼び返す熱がある 微かなものを胸に抱いて 次の場所へ歩き出す 帰る場所のない空へ ひとすじ白を放つ [Bridge] もしも朝が来ないなら 瞼の裏で火を守る もしも声が届かないなら 沈黙の端をつなぎ直す 陽でもなく 陰でもなく 境界だけが震えている 消えたものと生まれるもの 同じ波形で 夜を越える [Final Chorus] 太陽が落ちた場所で 走れ 見えない糸よ すべての夜を縫い合わせて 失ったものも抱えたまま 次の場所へ熱を渡せ 光は空から降るのではなく 選ばれた一歩の先で 名もない明日を照らすため 静かに白を放つ [Outro] 太陽が落ちた場所で まだ鼓動だけが青く走る 終わりの中に残る線を それでも 光のほうへ

