雨が降るたび あの橋が 少し近くなる 石の上を ひとつ飛んで 君の袖を つかまえた 濡れた靴を 見せ合いながら 帰る理由を なくしてた 屋根の向こう 眠る龍は 雲より白く 街を包む 君は「あの子も雨が好き」と 小さな声で 笑った 遠い鐘が ひとつ鳴って 水にふたりが 揺れていた 待っていて 雨の向こうで あとひとつだけ 石を越えるから 君が振り向く それだけで 知らない明日も 怖くなかった 今も同じ 橋を渡る 足音だけが ひとつある 龍の鱗を 雨が叩き あの日の鐘に よく似ている 忘れたはずの 君の声は 思い出すほど 遠くなる それでも水に 目を落とせば 駆け出す影が ふたつある 待っていて 雨の向こうで もう届かないと 知っていても 君が振り向く あの一瞬を 僕は何度も 渡ってゆく 龍はまだ 街の上で 静かに雨を 受け止める 変わらないものが あるのなら あの日の君も 濡れずにいて 待っていて 雨の向こうで あとひとつだけ 石を越えるから 君のいない岸に着いても あの鈴の音を 忘れない 雨がやんでも 水の上には ふたりがいる ----------------------------------- 每當雨落下 那座橋就彷彿近了一些 跳過一塊石墩 我抓住你的衣袖 我們比著彼此濕透的鞋 忘了該回家的理由 屋簷彼端 沉睡的龍 比雲還白 環抱著這座城 你輕聲說:「牠也喜歡下雨吧」 然後笑了 遠處的鐘響了一聲 水面映著搖晃的我們 等我 就在雨的另一邊 我再跨過一塊石墩就到 只要你回過頭來 未知的明天也不再可怕 如今我走過同一座橋 腳步聲卻只剩一個 雨滴敲打著龍的鱗片 聽起來好像那天的鐘聲 以為早已忘記的你的聲音 越努力想起 反而越遙遠 可每當我低頭望向水面 仍看見兩個奔跑的身影 等我 就在雨的另一邊 即使知道已無法走到你身旁 你回頭的那一瞬間 我仍一次又一次朝它走去 龍仍在城的上空 靜靜接住落下的雨 如果真有什麼從未改變 願那天的你 至今仍有地方避雨 等我 就在雨的另一邊 我再跨過一塊石墩就到 即使抵達的是沒有你的河岸 我也不會忘記那聲鈴響 就算雨停了 水面上 我們仍在一起