ねえ 風ばかり軽くて 僕だけ夜に残る 深夜二時の 歩道橋 白い息が 宙を舞う 遠く滲む 街の灯が 水面みたいに 揺れている イヤフォン越し ノイズ 消えない ボイス 笑うたび ライト 夜の隙間 ほどけてく 落ちることを 忘れたままで 悩みばかり 靴裏に咲いて 重力を忘れた 街を泳いで 優しい人 眠れずに 朝焼けを 怖がって 光る水面 視界 帰る未来 みたい 触れた温度 淡く 風の向こう 消えていく 流れる光 裂いて 硝子の群れに 咲いて 並ぶ二人の 影は 指先ばかり なくて 「大丈夫」って 言葉 胸の奥で 落ちる 軽すぎた 世界 涙だけが 沈んでる 浮かぶことに 慣れてしまえば 誰も夜を 見なくなるんだ 重力を忘れた 街の夢のせて 寂しい人 眠れずに 朝焼けへ 溶けていく 音が消えた 下で 静かな群れ 消えて 君の声を 探す 光の粒 変わってく don’t fall… まだ醒めないで 壊れそうな 月の下 白い呼吸 揺れていた 重力を忘れた 街を歩いてく 落ちないため じゃなくて 消えないように 息をする 悩みばかり 残る そんな夜を 越えて 浮かぶ光 先へ 名前のない 明日へ

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