[Intro] ガチャリ…… 開いた扉の向こう。 暗い船内。 アタイのカンが騒いでる。 「ここから先は―― 笑って済む事件じゃない」 ……って言ったそばから! 「ニャーーー!」 「お前はどこにでもいるな!!」 謎のトラシッポが 船の奥へ消えていく。 「待ちな!」 ……いや、今はそっちじゃない! [Verse 1] ミスター・ブラックが語り始める。 「この港には昔、 秘密の組織があった」 「目的は金でも権力でもない」 「ある人物を守ることだった」 オジョウサマが息をのむ。 「まさか……父が?」 「そうだ」 彼女の父は 誰かを守るために すべての罪を背負った。 そして秘密を ハナゾノの奥に隠した。 赤いバラの下に。 [Pre-Chorus] 「だから私は あの庭に隠されたの」 オジョウサマの声が震える。 「誰にも見つからないように」 「でも…… 本当はずっと怖かった」 アタイは黙って聞いていた。 探偵ってのは 犯人を捕まえるだけじゃない。 誰かの心に隠された 真実を見つける仕事でもある。 ……まあ、 「泣くのは事件が終わってからにしな!」 「ハマグリコ……」 「今泣いたら アタイまで泣くじゃないかい!」 [Chorus] 走れハマグリコ! 過去の闇を駆け抜けろ! 赤いバラに隠された 誰にも言えない記憶! 古いカギが指し示す 最後の扉の向こう! 真実は誰かを傷つける。 それでも―― 真実から逃げちゃいけない! [Verse 2] ミスター・ブラックが 最後の写真を取り出す。 そこには―― オジョウサマの父。 ハナゾノ管理人。 そしてミスター・ブラック。 三人は昔、 同じ秘密を守っていた。 「では、なぜ父は……?」 オジョウサマが尋ねる。 ミスター・ブラックは答える。 「彼は最後まで 君を守ろうとした」 「だから私は 彼の約束を守った」 「そして今日まで 君を探していた」 沈黙。 港の汽笛が鳴る。 アタイは静かに言う。 「だったら…… もう終わらせようじゃないか」 [Bridge] 古いカギを 最後の扉へ差し込む。 カチリ。 扉の向こうには―― 巨大な地下庭園。 天井いっぱいに咲く 無数のバラ。 「こんな場所が……!」 オジョウサマが立ち尽くす。 中央に置かれた古い箱。 中には一通の手紙。 「もし、この手紙を 君が読む日が来たなら――」 アタイは息を止める。 それは―― オジョウサマの父からだった。 [Final Chorus] 「私は君に すべてを話せなかった」 「だが、君が笑って生きること。 それだけが私の願いだった」 オジョウサマの涙。 ミスター・ブラックも 静かに帽子を下げる。 アタイは空を見上げる。 ……まったく。 親ってのは 最後まで勝手なもんだね。 でも―― 守るためについた嘘も いつか真実になる。 だからアタイは この事件を忘れない。 走れハマグリコ! バラの記憶を胸に抱いて! 消えた男も 消えた過去も 全部まとめて 真実の光へ連れていく! [Outro] ……さて。 事件は一件落着―― 「ハマグリコ!」 「なんだい?」 オジョウサマが指をさす。 地下庭園の奥。 そこには―― もう一つの扉。 「……え?」 扉に刻まれた文字。 「YOKOHAMA」 そして、その下に―― 「第二のハナゾノ」 「…………」 アタイのカンが―― また騒ぎ出す! 「事件、終わってないじゃないかーーー!!」 ニャーーーー!! 次回! 私立探偵ハマグリコ ダイジュッワ……? 「第二のハナゾノ!」 「港町に隠されたもう一つの秘密!」 そして―― 「トラシッポ、まだいるのかい!?」 ……いるよ。 「なんでだよ!!」 See you next week! Trouble is My Business!


