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37.【決死の覚悟と、散りゆく海の男~最期の言葉~】

V6

[Verse 1] (female voice) 「隙を作らねぇと勝機はねぇ!」 渾身の大剣を叩き込むガルダ 跳ね返される魔法に歯噛みし 杖を握りしめるシェリィ アルゴスと勇者が必死に刃を振るい 堅い守りをこじ開けようと足掻く 一瞬の勝機を掴むため、命を削るように前衛を駆け抜ける! [Pre-Chorus] だが、絶対的な魔王の力の前には わずかな隙すら見出せない (death voice) 「こざかしい……。塵と消えるがいい!」 冷酷な笑みと呪文の詠唱 全てを破壊する爆撃のイオナズン 辺り一面を火の海にする爆炎のベギラゴンが連鎖する 玉座のマを呑み込む無数の閃光が、パーティを容赦なく直撃する! [Chorus] 圧倒的な魔力の奔流の前に、勇者パーティは一瞬にして壊滅状態へ 崩れ落ちる仲間たちの絶望の悲鳴 (female voice) 「みんな、しっかりして……!」 かろうじて立つシェリィの目の前で 致命的な爆炎が、力尽きかけたガルダへと容赦なく迫っていく! [Verse 2] (male husky voice) 「ガルダッーーー……!」 その瞬間、誰よりも早く跳び出す一つの影 「させるかよ……! 海の男をナメるな!」 迫り来る爆炎と衝撃のすべてを 自分の背中で真っ向から受け止める (female voice) 「アルゴス……!? うそだろ、嘘だと言ってくれ……っ!」 [Bridge] 激しい炎に焼かれ、力なく崩れ落ちるアルゴスを強く抱き締める (female voice) 「馬鹿野郎……! こんなのってないだろ……っ!」 震えるガルダの腕の中 ふっと優しく微笑み、アルゴスは隠していた想いをそっと紡ぎ出す (male husky voice) 「ずっと……お前のその真っ直ぐな生き様が……好きだったぜ……」 [Final Chorus] 零れ落ちた最後の言葉のあと、力なく地面へと落ちていく温もり (male husky voice) 「へっ……船長としての役目さ……悪くねぇ、最後の大仕事だぜ……」 静かに閉ざされていく瞳と、冷たく染まっていく床の赤 (female voice) 「アルゴス――!!」玉座のマに響き渡る、引き裂かれた悲痛な絶叫