黒き玉座に、継承の鐘が鳴った 混沌の未来を、私は確かに望んだのだ だが、生まれたのは……漆黒の沈黙だった --- 悪意の雫よ、血統の炎よ、 なぜお前は、この手に冷たい 角は伸びず、瞳に炎は宿らぬ 調査団は告げた「主 よ、悲劇なり」と 闇の器を持ちながら、悪の根源力は 宿らず E_evil = 0 --- ゼロだと? 我がルシファーの末裔に、この虚無! 地獄の瘴気さえ拒む、出来損ないの『無』か! この手で今、消し去りたい! すぐにでも! だが、世界の理は、我々を縛る 「悪魔は、同じ悪魔種を、殺すべからず」 --- お前は、邪悪を一つも持たぬ、穢れなき存在 ゆえに、最も殺したい存在なのに、我が手は届かぬ この屈辱! この呪い! この無能な存在が、地獄のヒエラルキーを崩すのか! --- 我が威光、地の底で嘲笑われるか! 悪の根源力ゼロの汚名を、晒すことはできぬ! 殺せないのならば、最も過酷な場所へ送る! 白く眩しい、究極の無間地獄――天国へ! 我が名から、最後の文字を削り取り、空白を刻む! 汝を追放する!その真名のもとに! ――聞け! お前の名は、『ー』だ! --- 地獄から追放され、 今、奴は、悪魔が最も忌み嫌う―― 天国のゲートへと、投げ込まれたのだ! -------------------- 交響詩「ー」シリーズ https://suno.com/playlist/2b1d48d4-5c42-48da-9614-ee36dbe35a05


