海はないことになっていた🫧 先日うっかり夢の世界から持ってきてしまったフィルムです🫧こっちの世界の空気に触れて質感が失われる前に詩に閉じ込めてみました -Lyrics- [Verse 1] 温度感覚がない 時間は曖昧 音はない 灰色の空だけだった 単調な灰一色で満たされていた どこまでも低い空 水平線の先まで同じ色 砂浜が続いている 海のない砂浜 まばらに浜防風が生えていた [Pre-Chorus] 空を見ると雲があった いつの間にか沸き上がっている 水平線を見渡す すぐそこに海があった 波の音が聞こえる 灰緑色の海 ガラスの破片の砂浜 足の裏は破れていた [Chorus] 海はないことになっていた 波の音だけ残して [Verse 2] すぐ近くに割れ残った 大きな丸底フラスコ 上部が割れて雨水が溜まっている 赤さび色の雨水 カタツムリが干からびていて 海はないことになっていた 水平線に飛行機が見える くすんだ青一色 [Pre-Chorus] 丸底フラスコの中にヒトがいた 生まれる前の姿をしている はっとして近づこうとする 色彩はリアルになっていた 足の裏がガラスを踏む 痛みはわからない 飛行機が無音で頭上をかすめた 慌てて頭を低くする [Chorus] 海はないことになっていた 波の色だけ残して [Bridge] 顔を上げると海の家があった 浮き輪をよけて建物に入る 屋根のない砂の床 壁は最初からなかった [Final Chorus] 海はないことになっていた 青だけを残して 地平線は最初からなかった