
満月を落として 目を開いた 澄み渡る大空 汚れた大地 降り注ぐ陽光 受け止めて 優しく 忘れたくて 前だけを見ていた 守れなくて 振り返えられなかった あの空は嘘つきを嫌う あの雲は嘘つきを隠す 貴女 貴女 僕を攫って 今すぐ この夜の向こうへ 貴女 貴女 僕を連れて あの桜の下まで 丘の上の桜の木の下 木洩れ陽 掴む僕 旅の途中 振り返る間もなく 舞い散る桜 消えていく 待ちきれない… 胸の奥 疼いて 名前を呼ぶ声だけが 夜に溶けていく 貴女 貴女 僕を攫って 壊れそうな心ごと 貴女 貴女 僕は探す その光を信じて 空の向こう 憧れの場所 舞い散る桜 浴びる僕 旅の終わり 疲れ果てた体 それでも 歩いてきた 大地の下に 安らぎの場所 舞い散る桜 降り積もる 生命の果て 再生していく頃 舞い散る桜 再び… 花は咲き誇り そして散っていく 咲いては散り また巡る 花は咲き誇り そして散っていく 咲いては散り また咲く ——この世界で

