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差し出された手の温かさ

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[Verse 1] コンビニの灯り いつものこの道 私たちが「退屈」と吐き捨てた一秒の裏で どれだけの祈りが途絶えただろう どれだけの最後の抱擁があっただろう 剥がれ落ちたカレンダーの 隙間に埋もれた声 [Verse 2] 誰かが愛した人が 今日も土に還り 誰かが守りたかった約束が 砂に変わる 私たちが踏み締めている このアスファルトは 誰かが 泣き崩れた…… 記憶の 跡地だ。 知らずに私たち 奇跡のその上を歩いてる [Pre-Chorus] 当たり前なんて どこにも無かった 名も無き身代わりの上に この静かな夜が 頼りなく浮いている [Chorus] ねえ 差し出された手の温かさを 私たちはいつまで 忘れたふりでいられるだろう あなたの大切な その人が 明日もそこにいる確率は ゼロに等しいのに 傷つけ合うために 人には こころがあるわけじゃないでしょ ねえ そうでしょ…… [Verse 3] 夜の報道に 流れる数字の群れ 「死者数百人」と 記号にされた命の重さ その一人ひとりに 帰る家があり 愛する人がいて 守りたい明日があった それを私たちは 「遠い国の出来事」と呼ぶのか [Bridge] もしも、わたしに、あなたの過去が見えたなら…… もしも、あなたに、わたしの傷が見えたなら…… 差し伸べる指先は もう少し優しくなれるのに すれ違う背中に ほんの少しの思いやりを それだけで 世界の角は 丸くなるはずなのに [Chorus] ねえ 差し出された手の温かさを 私たちはいつまで 忘れたふりでいられるだろう あなたの大切な その人が 明日もそこにいる確率は ゼロに等しいのに 傷つけ合うために 人は 言葉を話せるんじゃないでしょ ねえ そうでしょ…… [Outro] 今日も世界は 悲しみで満ちていて それでも私たちは 誰かに愛された 同じ人間(ひと)だから きっと想い合える 当たり前じゃない 今日を 抱きしめて 眠ろう