[Verse 1] ミシンのおしゃべり 止まらない 母の横顔 横目で見てた 糸くずまみれの テーブルの上 小さなワンピース 並んでた 指先 早口で 笑ってた わたしは あくびで 返してた 「手伝ってよ」なんて 拗ねる声 いまも耳たぶ くすぐる [Chorus] あの日の声が 胸の奥で にぎやかな 笑い声に 変わって聞こえる ミシンのリズム まだ覚えてる 空気みたいに 当たり前だと思ってた (ねえ お母さん) [Verse 2] あれからいくつ 春が来た? カレンダーだけ 増えていく ほどけたボタンを つけるたび 呼びたい名前が 喉で止まる 押し入れのすみに 眠る布 さわると少し 柔軟剤の匂い 窓から入り込む 午後の風 そこに座ってる 気がした [Chorus] あの日の声が 胸の奥で にぎやかな 笑い声に 変わって聞こえる ミシンのリズム まだ覚えてる 空気みたいに 当たり前だと思ってた (ねえ 聞こえる?) [Bridge] うまく泣けなくて 笑ってた日も 「似てきたね」って どこかで言うでしょ ほどいた糸を 結び直して 少し不器用な わたしのまま [Chorus] あの日の声が 胸の奥で にぎやかな 笑い声に 変わって聞こえる ミシンのおしゃべり もう鳴らないけど 空気みたいに そばにいる気がしてる (ねえ お母さん)


