
ねぇ まだ降ってる 白く滲んだ 校庭に 置き去りのスニーカー 君の呼吸だけ ノイズみたいに残ってる 水たまりに落ちた 名前のない感情 触れた瞬間 全部 壊れそうで 透明だった あの日の体温だけ まだ消えない 雨 雨 白詰草 君の声が響いてる 帰れない放課後が まだ僕を濡らしてる 四つ葉なんていらない 失くしたものばかりだ 白い群れに埋もれて 息ができない 踏切が鳴るたびに 季節だけ過ぎていく 「またね」って笑った 君はもういないのに 濡れた袖口 冷えた指先 世界はこんなに 静かなのに 雨音だけが 優しすぎるから 苦しくなる 雨 雨 白詰草 透明な傷になる 忘れたい 忘れない 矛盾だけ増えていく 白く揺れる花の群れ 君の影を探してる ノイズみたいな青春が まだ終われない ねぇ もしもさ もう一度だけ 戻れるなら ちゃんと言えたかな 雨 雨 白詰草 君の名前 滲んでく 放課後ごと閉じ込めた この世界の隅で 四つ葉なんてなくていい 君が笑うなら 白い花に埋もれたまま 僕はまだ 立ち尽くす …まだ降ってる

