
ニュースを閉じて 目を閉じて 音のない場所へ 息を、ひとつ 世界は速すぎる いつも何かが変わっている まるで置いていかれるようで わたしはただ、立ち尽くしてた 通り過ぎる声と光 SNSの波に溺れて 「大丈夫?」って誰かが言うけど その誰かも、きっと苦しい 深呼吸で わたしを取り戻す 胸の奥が わずかに揺れてる 焦らなくていいと 誰も言わないから せめて わたしだけでも 許したい 今日という日が 静かに終わっていくとき ただ 呼吸ができることが 唯一の希望だった 耳をすませば 遠くで鳥の声 こんなにも静かな世界が まだここにあるって知った 深呼吸で わたしを取り戻す 息を吸って、吐いて、また吸って 誰にも見えない わたしのペースで 静かに 世界と繋がりなおす 焦燥の街を抜けて わたしだけの夜が来る ひとつ息をして 今日が終わる

