
【Intro】 名もなき風が 袖をさらってゆく 振り返れば あなたがいた気がした 【Verse 1】 春を待つ枝に ひとひら 夜が咲く 触れれば消えてしまいそうで 何も言えずにいた 遠くで鳴る陣太鼓 霞む山の向こう 誰かが決めた運命より 確かなものがある 【Pre-Chorus】 たとえば 月が雲に隠れるように 言葉にならない想いも 美しいのでしょう 【Chorus】 薄紅の月よ どうか今は照らさないで この胸の秘密まで 見透かされてしまうから 守りたいものなど 口にはしないけれど ただ あなたの見る明日が 優しくあればいい 【Verse 2】 金色の風が あなたの髪を揺らす その一瞬だけで 幾つもの夜を越えられた 勝ち負けではなく 名誉でもなく 心が向かう場所を 人は願いと呼ぶのでしょう 【Pre-Chorus】 あなたが笑えば 花は花より花らしく 世界は少しだけ 救われる気がした 【Chorus】 白銀の月よ どうか今は語らないで この想いの名前など まだ知らなくていい 叶わぬものほど 美しく見えるなら 僕はこのまま 遠くからでも構わない 【Bridge】 夜桜が散るたび 何かを失う気がして それでも瞳は あなたを探してしまう 届くことより 願うことの方が 幸せな夜もあるのでしょう 【Final Chorus】 薄紅の月よ もし明日が訪れるなら どうかあの人のそばに 穏やかな春を 選ばれなくてもいい 覚えていなくてもいい ただ あなたが微笑むたび 世界が美しい そんな理由で この命は十分だから 【Outro】 風が吹く 花が揺れる 誰にも知られないまま ひとつの恋が 旗のように 夜空で揺れていた

