作詞:シロクマペンギン様(@RAx0ih0G1PtoqDu) 笑顔は今日も 誰かに借りた仮面 優しさは 角の取れたナイフ 痛いなんて 気づかれないように 綺麗な言葉で 傷を包んでいた 「大丈夫。」 その五文字だけで 今日もひとつ 本当のわたしを 箱へ閉じ込める 信じることは 鍵を渡すこと 愛することは 心の在り処を 誰かに教えてしまうこと パンドラ 胸の奥で眠る箱 開けてはいけないと 誰もが言うけれど 閉じ込めた涙は 静かに腐って やがて優しさまで 飲み込んでいく 怪物は 外にいたんじゃない 育てていたのは 期待という名の わたしだった 「味方だから。」 その一言は 毒より甘く 鎖より優しかった 近づくほど 遠ざかる心 抱きしめられるほど 息が苦しくなる 人間関係は 蜘蛛の巣によく似てる 逃げようとするほど 深く絡まって 最後には 自分で自分を 動けなくしてしまう もし 誰も信じなければ こんな夜は 来なかったのかな もし 誰にも期待しなければ こんな涙も 知らなかったのかな だけど 知らないまま生きることは 本当に 幸せだったと言えるの? 震える指先で 最後の鍵に触れる 壊れる音は 世界じゃない 昨日まで 信じていた わたしの音だった 箱の中には 嫉妬も 孤独も 裏切りも 絶望も 全部あった だけど いちばん奥で 息を潜めていたのは 誰かを憎む心じゃない 傷ついてもなお 誰かを信じたいと願う 弱い わたしだった そうか ずっと探していた答えは どこか遠くじゃなく 最初から この箱の中にあったんだね ねぇ もし今 あなたが パンドラを開けたなら 最後に残るものは 何だと思う? 希望? 絶望? それとも もう二度と 知らなかった頃には戻れない "真実"。



